中東空手の父、岡本秀樹先生亡くなる。

中東において、日本空手道の礎を築いた岡本秀樹先生が亡くなったそうだ。このところ日本空手協会の重鎮が続けてお亡くなりになり、往年のとても強い協会空手を知る者としてはさみしいかぎりである。岡本先生とは直接お会いしたことは無いが、台湾で世界的に有名な方とお会いした時、その方から岡本先生の話が出てうれしかったことがある。その方も有名なサムライでささいなことから先生と手合わせをすることになり、それを伝え聞いた某元女性大臣の父君から「命をかけるなら、日本のためにかけろ!」と一喝されたそうだ。お互いに若気のいたりだったと、昔の某空手雑誌に書かれていたような気がする。まだ空手が普及していなかったころ海外で空手を普及するためには、来る日も来る日も相手を倒さなければ、先生とは思ってくれなかったそうだ。そんなサムライがまた一人消えた。