CENTOS5.2物理マシンをVMWare仮想マシンへ変換。 いわゆるP2V
手動でLinuxサーバの引越しをしようと思ったのだが
VMware vCenter Converter Standaloneちゅうものを使えば、Linux物理マシンからVMwareの仮想マシンへ変換できるそうだ。いわゆるこの手の作業をP2Vというらしい。
では、VMware vCenter Converter StandaloneのLINUX版をCENTOS5.2の実機にインストールして仮想マシンを作成してみよう。
VMware vCenter Converter Standaloneはhttps://www.vmware.com/tryvmware/p/activate.php?p=converterからダウンロードする。
まずはコピーする物理マシンのSSHを一時的にrootログインを許可するようにする。
sshでrootによるログインを許可するには、/etc/ssh/sshd_configに以下の設定を追加する。PermitRootLogin yes
serviceコマンドでsshdを再起動すると、sshコマンドでrootによるログインが可能になる。
# /sbin/service sshd restart
sshdを停止中: [ OK ]
sshdを起動中: [ OK ]作業が終わったら忘れずに元に戻して、sshを再起動しよう。
実際のインストールはhttp://ameblo.jp/negasakura/entry-10212289104.htmlを參考にインストールする。
という前にコンバータはX-Windowsが必須らしい。ややや・・・会社のサーバが置いてあるところで、キーボードやディスプレイを接続するのは難しいので、Windowsで動くX-Serverは無いか?VNCでもいいのだが・・。ちょっと準備をする。
VNCはhttp://blog.monocreate.jp/2009/04/vnccentos.phpを參考に設定する。
VNCクライアントで接続、X-Windows上から以下のコマンドを実行する。
インストール作業は、rootで行う。#tar -xvf VMware-converter-4.0.1-161434.tar.gz
#cd vmware-converter-distrib
#./vmware-install.pl
インストール後にConverterを以下のコマンドで起動する。
#/usr/bin/vmware-converter-client
やってみてわかったのだがLinux版VMware コンバータは、 Linux物理サーバからサポートされる変換先の対象は
ESX Server 3.0, 3.5
ESXi 3.5 Embedded
VMware vCenter Server 2.0 or 2.5
のみ・・・むむむ・・・ESXiをインストールできるようなサーバは無いのであきらめる。もしESXiサーバがあるなら簡単なようだ。
(注)Windows版で、リモートのLinuxサーバをコンバートするときもこの条件は同じ。即ちLinux物理サーバから直接VMWare-Workstationなどの仮想マシンファイルは作成できない。
結果、物理的にLinuxサーバをVMwareにバックアップレストアで移行する。まずは、バックアップツールのインストールはhttp://linux-story.seesaa.net/article/122373344.html
mondo rescueのインストール(CentOS5)を參考に行う。バックアップツールのインストール及びP2Vの手順(バックアップとVMWARE仮想マシンへのレストア)はhttp://blog.livedoor.jp/nslab/archives/621542.htmlを參考に行う。
こんな感じでバックアップする。