MANTISとTESTLINKの引越し方法(手動) 

会社のTESTLINK1.7.4の環境をコピーして、自宅でTESTLINK1.8.3への移行リハーサルをやってみようと思う。

まずは、TESTLINKと同時に使っているMANTISの環境もコピーしたいので、MySQLのオンラインバックアックを以下の手順で行う。


MySQLオフラインバックアップ
1.MySQLサーバを停止させる。
# /etc/init.d/mysqld stop
2.MySQLのデータファイルおよびディレクトリをコピーする。例えば、MySQLのデータディレクトリ/var/lib/mysqlを/tmp/mysql-backupに保存する場合は、次のようにする。
# su mysql
# tar cvzf /tmp/mysql-backup.tgz /var/lib/mysql
3.MySQLサーバを起動し直す。
# /etc/init.d/mysqld start

MySQLをまるごとバックアップする。以下rootで実行する。
mysqldump -A -u root -pパスワード --opt > ダンプファイル名

データベースごとだったら以下
mysqldump データベース名 -u root -pパスワード --opt > ダンプファイル名

MANTISをディレクトリごとバックアップ


# su
# tar cvzf mantis.tgz /var/www/html/mantis

TESTLINKディレクトリごとバックアップする。


# su
# tar cvzf testlink.tgz /var/www/html/testlink

もしMANTISの添付ファイルを指定ディレクトリにファイルとして保存するように設定してあるなら、そのデイレクトリもバックアップする。


わたしの場合は/var/mantis_uploadsに添付ファイルを置くように指定してあるので。
# su
# tar cvzf mantis_uplads.tgz /var/mantis_uploads

PHPの設定なんかも変えているなら、php.iniもコピーする。


後は、これらのバックアップファイルをUSBメモリかなんかにFTPでダウンロードして、移動先のサーバ(VmWareで新規構築)へ持って行く。


1.VMwareでCENTOS5.Xをインストールする。前の記事参照

2.FTPでこの仮想マシンへバックアップファイルをコピーする。

3.MySQLのルートパスワードの設定。コピー元とあわせること!
mysqladmin -u root password コピー元パスワード
mysqladmin reload

4.MySQLのユーザとパスワードは一致させておくこと!
特にtestlinkのconfig_db.inc.phpの中に入っている
DB_USERとDB_PASSは忘れやすいので。

grant all on *.* to DB_USER@localhost identified by 'DB_PASS';

DB_USERとDB_PASSは実際とあわせて変更すること。


4.ルート権限で、以下
# su
# mysql -u root -pパスワード データベース名 < ダンプファイル名

5.ルート権限で、コーピ元のバックアップを以下のように解凍する。
# su
# cd /
# tar xvzf testlink.tgz
# tar xvzf mantis.tgz
# tar xvzf mantis_uplads.tgz

これで、コピー先サーバと同等に動く。