TETSLINK 1.8.1アップグレード 来了!

来週、会社のTESTLINK1.7.4を1.8.1にアップグレードしようと思う。
理由は、一つはTESTLINK日本語チームの川西さんとの約束で繁体中文版の作成と、もう一つは実行レポートがちゃんとワード仕様書形式で出力されること・・・これが実はデカイ。現バージョンは実行レポートを仕様書形式で出すには、テストケースを印刷してそれを加工しなければいけなかったので。

では、来週のために手順を整理しておく。
ん、自宅でリハーサルをしたが何度やってもうまくいかない。なぜだ?
1.7.4をインストールして問題なし。1.8.1のインストール画面からDBのアップグレードを行うが、ログイン後の画面が空白になってしまう。パーミッションをもろとも777にせども同じ・・なんだろうか?新規インストールだと問題ないのだが・・・・

再度マニュアルの手順を見直す・・・。ちょっと翻訳してみる。


Choose 'Migration from ...' link if your original version is available in menu. Run the
scripts until you see that process is finished. For example: your version is TL 1.6.3. Run
scripts under 'Migration from 1.6.2 to 1.7.x', then run scripts under 'Migration from
1.7.2 (or greater) to 1.8.0' link.
あなたの今のバージョンが表示されているメニューの中にあったら"Migration from ..."のリンクを選んでください。
起動したスクリプトの処理が終わるまでちょっと我慢だ。たとえば・・・あなたのバージョンが1.6.3とします。
いいですか?まず、'Migration from 1.6.2 to 1.7.x'から'Migration from 1.7.2 (or greater) to 1.8.0'を走らせてください。
現在バージョンが1.7.4なので'Migration from 1.7.2 (or greater) to 1.8.0'を起動する。
するとこんな画面が表示される。


Migration Process
マイグレーションの手順
Migration is supported ONLY from version 1.7.2 (or greater) to 1.8.0
Changes will be made to the 1.7.2 database (source database)
Please Backup DB before start
マイグレーションはバージョン1.7.2(もしくはそれ以上)から1.8.0のみをサポートする。
1.7.2(今のあなたのDB)を変更するから、マイグレーションを実行する前にDBの
バックアップを取っといてね。
(おいおいいきなりこれかよ・・1.8.1はどうなんだ・・)

Migration process actions:
マイグレーションの概略・・

  • add requirement specifications and requirements to the nodes hierachy table.

スペックの改善と改善要求があったものを追加するから・・・

  • create test case prefix for every test project.

テストケースのプリフィックスをプロジェクト毎に追加。

  • assign external numeric ID (unique inside every test project) to test cases.

プロジェクト毎にユニークな数字のテストケースIDをアサインします。

  • update of new field (tcversion_number) on executions table.

テーブル上に新しいフィールドを(tcversion_number) 追加。
Please Backup DB before start
また言うけど、はじめる前にはDBのバックアップ必ず取っといて。

  • STEP ONE: Add this page to your bookmarks or save the URL.

手順1:このページをお気に入りにとっいてください。(後で使うからね・・)

  • STEP TWO: Go back to the main installation screen and use Upgrade Database option.

手順2:「戻る」でインストール画面に戻って、Upgrade Databaseを使ってください。

  • STEP THREE: After successful execution of STEP TWO, return to this page and click here to start data migration/update.

手順3:手順2が成功した後で、前に取ったお気に入りでここに戻ってきて、[ここを押して=リンクが貼られている]データの
マイグレーション及びアップデートを開始してください。

Warning: Know problems related to PHP settings
警告:PHP設定に関する既知の問題。
Some users have reported problems due to insufficiente settings for:
max_execution_time, max_input_time,memory_limit on php.ini
   一部のユーザからphp.ini中のmax_execution_time, max_input_time,memory_limit
   の不十分(insufficienteスペルミス)な設定の報告を受けています。
   
Here one set of suggested values used for migration of about 1600 Test cases:
(contribution by fkueppers)
マイグレーションのために、下に約1600テストケース時の推奨値を記述します。
   (フクちゃんより 何もいらないから)
   
max_execution_time = 120
max_input_time = 120
memory_limit = 64M

とりあえずこのとおりにやってみる。と・・・今まで書かれていなかったApacheのエラーログに詳細が・・'Smarty.class.php'が見つからないそうだ。

[Sun Apr 12 09:25:20 2009] [error] [client 127.0.0.1] PHP Fatal error: require_once() [function.require]: Failed opening required 'Smarty.class.php' (include_path='.:/php/includes:/usr/local/lib/php:.:/var/www/html/testlink/lib/functions/') in /var/www/html/testlink/lib/functions/common.php on line 110, referer: http://localhost/testlink/index.php
ありゃ・・PHPのinclude_pathですか?でも、どうして新規インストールの時はOKなんだろうか?
ディーゼル製作所のQAさんだったら全ソースのsdiffを提出と言われそうなところですけど、
気にしないで・・php.iniにinclude_pathを追加して、

# su
# vi /etc/php.ini
; UNIX: "/path1:/path2"
include_path = ".:/php/includes:/usr/local/lib/php:/var/www/html/testlink/third_party/smarty"
httpdを再起動。

# su
# /sbin/services httpd restart

これで、問題がなくなりました。


では以下にマイグレーションの手順を・・・
TESTLINK 1.8.1 マイグレーション方法。(TESTLINK1.7.4から)